布施明さんが2025年の紅白歌合戦に16年ぶりに出場することが話題になっていますね。
「なぜこんなに長く紅白に出ていなかったの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
実は布施明さんは2009年に自ら「紅白勇退」を宣言していたんです。
この記事では、布施明さんが紅白になぜ出なかったのか、勇退宣言の真相と2025年復帰の理由についてまとめました。
布施明が紅白になぜ出なかったのか?2009年の勇退宣言とは

布施明さんが紅白に長く出場していなかった理由は、2009年の第60回紅白歌合戦を最後に自ら「紅白勇退」を宣言したからです。
当時、布施明さんは通算25回出場の常連でしたが、「この回で区切りをつける」として自分から紅白の場から身を引く決断をしました。
自身が出場を続けることで若手の歌手が出られなくなるとし、自身の枠を「譲りたい」とNHK側に申し出たという。
引用元:日刊スポーツ
この勇退宣言以降、布施明さんは「卒業」状態となり、16年間紅白に出場することはありませんでした。
つまり「なぜ出ないのか」という疑問への答えは、「自ら勇退・卒業を表明していたから」ということになります。
多くの歌手が紅白出場を目指す中、自ら身を引くという決断は異例のことでした。
では、なぜ布施明さんはそのような決断をしたのでしょうか。
布施明が紅白勇退を決断した本当の理由

布施明さんが紅白勇退を決断した理由は、「ポップス枠が自分で埋まってしまい、若い世代の歌手の出番を奪っている」と感じたからです。
後進に枠を譲りたいという思いから、自ら一歩引く決断をしたんですね。
当時の取材では、紅白の構成やポップス部門の枠の少なさへの疑問も示していました。
「名前だけで出るのはやめたい」という布施明さんの言葉からは、アーティストとしてのプライドが感じられます。
また、王道ポップスが消えつつあることへの危機感もあったようです。
自分が一歩引くことで若いアーティストがそこで表現できる場を広げたいという、後進への配慮が勇退の大きな理由だったんですね。
布施明が2025年紅白に16年ぶり復帰!デビュー60周年の節目

2025年、布施明さんは第76回紅白歌合戦への16年ぶりの出場が発表されました。
この復帰の背景には、デビュー60周年という大きな節目があります。
2024年10月から始まった「AKIRA FUSE 60th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2024-2025 Voyage<旅路>」が展開され、2025年5月7日にはキャリア初の日本武道館単独公演を実施しました。
約8000人を魅了した武道館公演は、WOWOWで放送・配信されるなど大きな話題となりました。
60周年イヤーの締めくくりとして、通算26回目となる紅白出場が決定したことは、ファンにとって最高のプレゼントとなりましたね。
「勇退宣言」からの”復活”として、2025年の紅白は大きな注目を集めています。
まとめ
布施明さんが紅白になぜ出なかったのか、その理由と2025年復帰についてまとめました。
2009年に自ら勇退を宣言し、後進に道を譲るという決断をした布施明さん。
その思いやりとプライドは、多くの人の心を打ちました。
そして2025年、デビュー60周年という節目に16年ぶりの紅白復帰を果たします。
どんな歌声を聴かせてくれるのか、今から楽しみですね。
布施明さんの今後のご活躍を応援していきたいですね。
