2025年の紅白歌合戦に、久保田利伸さんが35年ぶりに出場することが発表されました。
「なぜ今なの?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
実は久保田利伸さんの紅白出場には、デビュー40周年という大きな節目や、若い世代での人気再燃など、いくつもの理由が重なっているんです。
そこで今回は、久保田利伸さんが紅白になぜ35年ぶりに出場するのか、その理由を詳しく調べてみました。
NHK側の狙いや若者人気の背景についてもお伝えしていきます!
久保田利伸が紅白になぜ35年ぶり出場?

久保田利伸さんが紅白歌合戦に出場するのは、1990年の第41回以来、実に35年ぶり2回目となります。
この長いブランクからの復活には、2025年がデビュー40周年という大きな節目の年であることが最大の理由として挙げられています。
1986年にデビューした久保田さんは、日本のR&Bシーンを牽引してきたレジェンド的存在です。
40周年イヤーということで、ベストアルバム『THE BADDEST』のリリースや全国ホールツアーなど、記念イヤーにふさわしい活動を展開しています。
紅白側としても、「節目の年×レジェンド復活」という組み合わせは、話題性として非常に大きいと判断したようです。
35年ぶりという超ブランクからの復活は、視聴者にとっても「懐かしさ」と「驚き」を同時に与える演出になりますね。
また、63歳になった現在でも、久保田さんの歌唱力とパフォーマンスは衰えを知りません。
むしろ「今の方が上手い」という声も多く、生放送の紅白でも十分に映える現役感があることも、起用の大きな理由となっています。
NHKが久保田利伸を起用した狙いとは?

NHK側の制作統括は、2025年の紅白について「例年以上に祝祭感のある紅白を作りたい」とコメントしています。
制作統括の篠原伸介氏も「例年以上に祝祭感ある紅白を作り上げていきたい」と話すように、後世に語り継がれるような紅白を目指している。
引用元:YAHOO!ニュース
その文脈で、久保田利伸さんや布施明さんなど、長期ブランクからの復活組を多くラインナップしたと報じられています。
2025年の紅白は、出場者の入れ替えも昨年から紅組10組・白組11組と大きく、「懐かしさと新しさ」「復活と初出場」を混ぜた構成になっています。
これにより、幅広い世代が楽しめる「世代横断の祝祭感」を出す意図がうかがえます。
久保田さんは「日本のR&Bシーンを牽引してきた存在」として、音楽史的にも重要なポジションにあります。
NHKとしても、音楽的な価値と話題性の両方を兼ね備えたレジェンドとして、今回の起用に至ったと考えられます。
代表曲の「LA・LA・LA LOVE SONG」や「Missing」は、上の世代には青春ソング、下の世代には逆に新しいという二重の訴求力があり、まさに世代融合を狙いやすい人選と言えるでしょう。
若い世代に久保田利伸が再評価される理由!

久保田利伸さんの紅白出場を後押ししたもう一つの大きな要因が、若い世代での人気再燃です。
全曲サブスク解禁後、「LA・LA・LA LOVE SONG」がSpotifyのバイラルチャート上位に入り、90年代を知らない層にも一気に広がりました。
特にTikTokでは、「LA・LA・LA LOVE SONG」が「歌ってみた」動画や、両親の昔の写真を載せるエモーショナルな動画のBGMとして大流行しています。
Z世代にとって、久保田さんの楽曲は「親世代の青春ソング」として親しみやすく、短いサビ部分がTikTokの15秒ループに最適マッチしたことも人気の理由です。
さらに、60代に入っても衰えない圧倒的な歌唱力が、SNSで拡散される歌唱動画を通じて若い音楽ファンに刺さっています。
「レジェンドなのに現役トップレベル」というギャップが、新たなファン層の獲得につながっているんですね。
また、KREVA、MISIA、EXILE ATSUSHIなど、若い世代の人気アーティストとのコラボも積極的に行ってきたことで、「憧れられている側のレジェンド」というポジションが可視化されました。
音楽メディアでは「日本R&Bの第一人者」「今のJ-POPやR&Bのルーツ」として語られることが多く、ルーツ掘りを好む若いリスナーほど久保田さんの楽曲に行き着きやすい構造になっています。
まとめ
今回は、久保田利伸さんが紅白になぜ35年ぶりに出場するのか、その理由についてお伝えしました。
デビュー40周年という節目の年であることに加え、NHK側の「祝祭感のある紅白」を作りたいという狙い、そして若い世代での人気再燃が重なった結果のようです。
35年ぶりの紅白ステージで、久保田さんがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみです!
今後のご活躍も応援していきたいですね!

