TUBEが2025年の紅白歌合戦に27年ぶりに出場することが発表され、大きな話題となっています。
「夏のバンド」として知られるTUBEが、なぜ冬の紅白に選ばれたのでしょうか?
この記事では、TUBEの紅白出場の理由や過去のエピソード、デビュー40周年との関係について詳しくお伝えします。
最後まで読んでいただければ、TUBEの紅白復活の背景がすっきりと理解できますよ!
TUBEが紅白に27年ぶり出場した理由

TUBEが2025年の第76回NHK紅白歌合戦に選ばれた最大の理由は、デビュー40周年という大きな節目を迎えたことです。
1980年代から「夏のバンド」として活躍してきたTUBEは、今年の全国ツアーも完売続きでファンからの支持が非常に厚いバンドです。
NHKは近年「復活組」を積極的に起用しており、TUBEのバンドサウンドと代表曲の人気を高く評価しました。
前田亘輝さんは「紅白に夏を連れてくる」と意気込みを語っており、常夏ムードを冬の舞台に持ち込むパフォーマンスが期待されています。
また、NHKの放送100年記念という特別な年であることも、長いブランクを経たアーティストの復活を後押ししました。
TUBEは1998年以来27年ぶり3度目の出場となり、ファンにとっては待望の紅白復活となりました。
1993年の伝説エピソードが再び話題に

TUBEの紅白といえば、1993年の初出場時のエピソードが今でも語り継がれています。
前田亘輝さんがビンテージの白い半袖Tシャツとジーンズ姿で「夏を待ちきれなくて」を歌ったことが、大きな話題となりました。
このカジュアルなスタイルは紅白の華やかな雰囲気と対照的で、和田アキ子さんから「紅白ナメんなよ」と叱られたという逸話が伝説化しています。
最近ではNHKの「SONGS」でこのエピソードが再び取り上げられ、若い世代にも知られるようになりました。
前田さん自身は「夏バンドだから紅白を狙ってなかった」と語っており、夏フェスやツアー中心の活動が紅白離れを招いていました。
このエピソードがTUBEらしさを象徴するものとして、今回の復活出場でも注目を集めています。
デビュー40周年が選出の決め手となった背景

TUBEのデビュー40周年に向けた積極的な活動が、紅白選出の大きな決め手となりました。
6月1日にはハワイ公演を実施し、7月から1年間の全国ツアーを開始するなど、精力的な活動でファンを動員しています。
さらに10組のアーティストとのコラボアルバム「TUBE×」をリリースし、多角的な活動を展開しました。
これらの活動により「夏のバンド」としての継続的な人気が再確認され、NHKの制作統括が重視する「現役バリバリのトップシンガー」という基準に合致しました。
NHKは放送100年記念でブランク組の復活を推進しており、40周年を迎えるTUBEや久保田利伸さんなど、節目を迎えるアーティストが複数選出されています。
前田さんはこれを「ファンの応援による節目の締めくくり」と位置づけ、紅白を感謝の場とする姿勢を示しています。
2025年の紅白では「シーズン・イン・ザ・サン」や「ベストセラー・サマー」などの代表曲がメドレー形式で披露される可能性が高く、FRUITS ZIPPERとのコラボ曲も予定されています。
まとめ
TUBEが紅白に27年ぶりに出場する理由は、デビュー40周年という節目とNHKの復活組積極起用が重なったためです。
1993年の伝説的なTシャツ姿のエピソードも再び注目を集め、「夏のバンド」が冬の紅白に夏を連れてくるパフォーマンスが期待されています。
全国ツアー完売やコラボアルバムのリリースなど、現役バリバリの活動が評価されての選出となりました。
2025年の紅白では、TUBEの夏らしいパフォーマンスが冬の舞台を盛り上げてくれることでしょう!
