ケアマネは変えてもいい|「合わない」と感じた時の、選び方と変更の手順

「今のケアマネさん、なんだか合わない気がする…」「変えたいけど、言い出しにくい…」——そんなふうに悩んでいませんか。実は、ケアマネジャーは変えても大丈夫なんです。私はケアマネとして6年間働き、家族として介護も経験しました。その両方の立場から、「良いケアマネの見分け方」と「合わないと感じた時の変え方」を、遠慮のいらない本音でお伝えします。

目次

まずは「良いケアマネジャー」の見分け方

信頼できるケアマネに出会えるかどうかは、その後の介護を大きく左右します。確率が高いのは、知り合いや口コミで「あの事業所のケアマネさんは良いよ」と聞いて選ぶ方法です。ただ、介護はある日突然始まることも多く、事前にゆっくり探しておくのは、なかなか難しいのが現実です。

そこで、私が現場で感じてきた「信頼できるケアマネ」の特徴を5つ挙げます。

  1. しっかりと話を聞いてくれる
  2. 親切
  3. 丁寧
  4. フットワークが軽い
  5. 関係機関としっかり連携が取れている

この5つがそろっている方なら、安心してお任せできると思います。

利用者の話に丁寧に耳を傾けるケアマネジャーのイラスト

「合わないかも」と感じるのは、自然なことです

ケアマネと利用者さん・ご家族も、人間同士です。どうしても相性が合わないことは、あります。そして実は、ケアマネの側も「合わないな」と感じることがあるのです。そうなると、お互いに辛いものですよね。

合わないまま我慢を続けても、利用者さんの心と体に良い影響はありません。「合わないかも」と感じたら、ケアマネの変更を考えてよいのです。

ケアマネジャーは、変更できます

「変えられるなんて知らなかった」という方も多いのですが、ケアマネジャーは変更できます。

【担当者だけを変えたい場合】
担当のケアマネに直接申し出るか、居宅介護支援事業所の管理者に相談すれば、担当者を変更してもらえます。

【事業所ごと変えたい場合】
新しい事業所との契約や担当者会議など、一から始めることになります。少し手間はかかりますが、可能です。

なお、これまでの利用者さんの情報は、ご本人の許可を得たうえでケアマネ同士で引き継がれるので、サービスはスムーズに継続できます。

【相談先】
地域包括支援センターや、市区町村の高齢介護課に相談することもできます。新しいケアマネは、「この人にお願いしたい」という希望があればその方に。いなければ、今の事業所が紹介してくれたり、地域包括支援センターに相談して紹介してもらう方法もあります。

家族をやさしく励ますケアマネジャーと、安心した表情の家族のイラスト

「言いにくい…」と遠慮してしまうあなたへ

「変えたいけど、なんだか言い出しにくい」——そのお気持ち、よく分かります。

そんな気持ちになる時は、いろいろなことが積み重なって、ケアマネへの信頼がゆらいでしまった時ではないでしょうか。その状態でサービスを受け続けても、気軽に相談もできず、なかなか良い方向には進みにくいものです。

少し勇気はいりますが、遠慮なく相談していただくことが、結局は利用者さんご本人のためになります。

最後に — 良い関係を築くために

家族として介護した立場と、ケアマネとして支えた立場、その両方を経験して感じるのは——「ありがとう」という感謝の気持ちが、良い関係を作るということです。

在職中、良い関係を築けていたご家族は、やはり日頃から感謝の言葉をかけてくださっていました。ケアマネジャーも、利用者さんがいてこそのお仕事です。「いつもありがとうございます」——その気持ちをお互いに持てると、関係はぐっとあたたかくなります。

もちろん、合わないと感じた時は、我慢せず変えて大丈夫。あなたとご家族が、安心して頼れるケアマネに出会えますように。

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