真田広之さんには、現在パートナーはいらっしゃいません。1997年に元妻・手塚理美さんと離婚されて以来、再婚の報道はありません。
それでも元妻とは年に数回、息子2人を交えて食事をするなど、家族としての縁を大切に守ってこられました。その一方で、65歳で迎えた『SHŌGUN』でのエミー賞18部門制覇は、日本人俳優として前人未到の快挙でした。ここでは、その家族の歩みとキャリアをひもといていきます。
真田広之さんの現在──1997年の離婚から27年間、再婚の報道はない
真田広之さんの現在は、1997年の離婚以来、再婚はされていません。2026年現在、真田さんは65歳。離婚から27年という年月が流れましたが、再婚の報道は一度もありません。
それは「再婚しない」という選択というより、家族としての縁を静かに守り続けてきた結果なのかもしれません。元妻・手塚理美さんと、息子の手塚奨之さん・手塚日南人さん。その3人と年に数回、食事を囲む関係は、離婚後も変わらず続いてきました。
離婚=関係の終わりではなく、形を変えながら家族でいることを選んできた——そんな真田さんの姿勢が、27年という時間の中に静かに刻まれています。65歳というこの歳まで再婚せずにいた事実の重さは、外から想像するよりずっと深いものを含んでいるように感じられます。
元妻・手塚理美さんとの出会い、そして「円満離婚」へ至るまで
真田さんと手塚理美さんが結婚されたのは、1990年8月のことです。当時、真田さんは29歳。
アクション俳優として国内外でその名を知られ始めていた時期でした。1991年8月には長男・手塚奨之さんが誕生し、1995年6月には次男・手塚日南人さんも生まれ、4人家族として新たな歩みが始まりました。
しかし1995年、転機が訪れます。同年公開の映画『写楽』で共演した女優・葉月里緒奈さんとの不倫関係が週刊誌に報じられ、真田さんと手塚さんは別居状態に入りました。次男・日南人さんがまだ生後まもない時期の出来事でした。
別居からおよそ2年を経て、1997年3月に離婚が成立しました。当時の報道では「円満離婚」と伝えられており、感情的な対立のまま別れたわけではなかったようです。互いの意思を尊重しながら関係を整理したことが、その後も食事を共にできる土台になったのかもしれません。
離婚後、手塚さんは子どもたちを引き取り、真田さんは俳優としての道を歩み続けました。2003年には映画『ラストサムライ』への出演を機にハリウッドへ渡り、以降は日本とアメリカを行き来するキャリアを積んでいきます。
離れても家族──息子・手塚奨之さんと手塚日南人さんのそれぞれの道
離婚から27年が経過しました。真田さんと元妻・手塚理美さん、そして息子2人の関係は、変わらず続いてきました。ばらばらにならず、形を変えて家族でいることを選んできた——その事実が、この家族の特別さをひっそりと物語っています。
長男・手塚奨之さん(1991年8月生まれ)は、ギタリストとして音楽の道を歩んでいます。父の俳優業とは異なるフィールドを選び、自分の表現を追い求めてこられた音楽家です。
次男・手塚日南人さん(1995年6月生まれ)は、モデルと俳優を兼業されています。父ゆずりのシャープな存在感を持ち、俳優としての仕事でも目にする機会が増えてきました。
2人とも、「手塚」という母方の姓を名乗りながら、それぞれの場所を築いてきました。父の名前に依らず自分の道を歩んできた姿からは、離婚後の家族が互いに自立しながらもつながり続けてきた空気が感じられます。
真田さんがハリウッドでのキャリアを歩みながらも、年に数回は元妻と息子たちと食事を共にしてきたという事実。離婚した家族が集まるというのは、口で言うほど簡単なことではないはずです。それが27年続いてきたということが、ご家族の時間の厚みをしみじみと感じます。
65歳で日本人初のエミー主演男優賞──「SHŌGUN」が変えた景色
2024年、真田広之さんは俳優として新たな頂点を迎えました。Disney+/FXで配信されたドラマ『SHŌGUN 将軍』が、第76回エミー賞でドラマシリーズ歴代最多となる18部門を制覇したのです。
真田さんはこの作品で主人公・吉井虎永役を演じ、日本人俳優として初めてドラマシリーズ主演男優賞を受賞しました。65歳での受賞という事実が、その到達点の重さをいっそう際立たせます。
『SHŌGUN』は、真田さんにとって単に俳優として出演した作品ではありません。エグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)も務め、歴史時代劇の描写や日本文化の表現に深く関わりました。日本人が日本の歴史を、誰かの解釈に委ねずに語る——その意思が作品全体に宿っているとされています。
2026年1月には、シーズン2の撮影がカナダ・バンクーバーで始まりました。シーズン2でも真田さんは製作総指揮として名を連ね、新キャストにはSnow Manの目黒蓮さんが武士姿で出演することが発表されています。
長いキャリアを丁寧に積み重ね、自分の色を守り続けてきた俳優の歩みに触れると、ほかの方たちの歩みも自然と気になります。松下奈緒さんや小泉今日子さんのように、時代を超えて存在感を刻んできた俳優さんたちの物語も、ぜひあわせてひもといてみてください。
真田広之さんが製作総指揮と主演を担った『SHŌGUN 将軍』は、ABEMAプレミアムで視聴できます。エミー賞18部門を制した吉井虎永の生き様を、ゆっくりとご覧になってみてください。
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まとめ
1997年の離婚から27年。真田広之さんは、ずっと独りで歩み続けてこられました。それでも家族としての縁を手放さず、元妻と息子たちとの時間を守り続けてきた姿勢は、静かな強さとして伝わってきます。
65歳でエミー賞主演男優賞を手にしたこと、日本の歴史時代劇を世界へ届けた製作総指揮としての仕事——その到達点は、長い時間をかけてひとつひとつ積み上げてきたものでした。
65歳で手にしたエミー賞の重さも、27年間守り続けてきた家族の縁も、真田広之さんという人の輪郭をつくってきたものだと、私は思っています。スクリーンに刻まれた役どころのひとつひとつが、その証しです。
5人家族として、子どもたちが独立してからの夫婦関係の変化は、身近に感じる話題です。離婚後も「家族」として関係を続けた選択に、大人の覚悟のようなものを見た気がします。

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